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新型コロナウイルス感染症拡大の影響について

 

長らく情報発信をせず、申し訳ございませんでした。

 

2020年に入り、世界的な新型コロナウイルス感染症(以下:コロナ)拡大を受けて、各国各地域の事業も影響を受けました。フィリピンはチャリティ・ランや各プログラムが中止になり、タイではコーディネーターが県境を越えることが禁止され、長い期間村に入れませんでした。宮城は、全国一斉の緊急事態宣言の影響からほぼ活動停止状態でした。世界中がそうであるように、現在も現地団体は活動の自粛や限定化が続いています。

 

コロナは、東南アジア各国においては1月頃から外国から入国した者から感染者が確認されはじめ、急速な広がりに事態は深刻になりました。各国政府は、3月頃から外出や集会を禁止し、経済活動も停止、学校も一斉休校にしました。自粛要請ではなく、禁止命令です。外出禁止時間の外出や、県境を越えた移動は警察や軍による取り締まりを受けます。そのため国内外の人やモノの動きが止まり、その影響は、特に経済面と子どもの教育に及ぶことになりました。 C4Cでは、各国政府の異なる対応に従い、限定された現地団体の活動を後方支援しながら、事業対象地域の情報収集を行っています。

7月7日時点での事業対象国のコロナ感染状況は、表のようになります。西欧の国々と比べ、東南アジアでのコロナ感染者数はけた違いに少ない状況です。 特にカンボジアでは死者が出ていません。また感染者もすべて海外から入国してすぐに陽性が確認された外国人、もしくはアメリカから帰国したカンボジア人でした。

一方、フィリピンでは海外からの帰国者が持ち込んだコロナの拡散が原因で、多くの感染者が出て、首都マニラを中心に今もその数は増え続けています。 C4Cでは、コロナの終息を願いながら、現地スタッフとオンラインで情報共有をしたり、現状を踏まえた何らかのアクションについて協議を続けています。

 

皆様には、今後もC4Cだよりやホームページ等を通じて、現地情報をお伝えしてまいります。

皆様からも活動のアイデアやご意見をいただければ幸いです。

 

新型コロナウイルス感染症の各国事業への影響と対応についての詳細は、各国のプロジェクトページをご覧ください。

●タイ:https://www.community4children.com/project/thailand/

●フィリピン:https://www.community4children.com/project/philippines/

●カンボジア:https://www.community4children.com/project/cambodia/